保育士試験の「合格率・合格点・問題」

保育士試験の問題と合格率
保育士の国家資格を取得するには、「保育士養成施設、学校(大学・短大・専門学校)に通い、所定の単位を取得し卒業する」か、「保育士試験に合格する」か、2つの方法のうち、どちらでも自由に選択することが出来るようになっています。


では保育士試験とは、どのようなものなのでしょうか?


 保育士試験の科目


保育士試験は「児童福祉法施行令・児童福祉法施行規則」に基づいて各都道府県で年2回(2016年から)行われ、試験科目(問題)は以下の通りとなっています。


2013年(平成25年)から筆記試験、実技試験の一部が改正、変更されました。


■筆記試験


保育士試験の筆記試験
2012年までの科目 2013年からの科目

社会福祉
児童福祉
発達心理学
精神保健
小児保健
小児栄養
保育原理
教育原理
養護原理
保育実習理論

社会福祉
児童家庭福祉
保育の心理学
子どもの保健
子どもの食と栄養
保育原理
教育原理
社会的養護
保育実習理論


■実技試験


保育士試験の実技試験
2012年までの科目 2013年からの科目

音楽
絵画制作
言語


音楽表現に関する技術
造形表現に関する技術
言語表現に関する技術



保育実習実技(音楽表現に関する技術、造形表現に関する技術、言語表現に関する技術の各分野から、幼稚園教諭免許所有者以外は2分野を選んで受験)。


上記すべての科目で合格しなければ保育士資格を取得することはできませんが、1年ですべて合格する必要はなく、合格した科目は合格した年を含めて3年間有効となっています(実技試験は受験した年に選択した2分野ともに合格しなければなりません)。


ですので1年目にすべての科目を受験し、合格する必要はなく、例えば「平成28年、29年、30年」の3年間ですべての科目をクリアすれば、保育士資格を取得することが出来るのです。


具体的には・・・


平成28年・・・

「社会福祉・児童家庭福祉・保育の心理学・子どもの保健」合格


平成29年・・・

「子どもの食と栄養・保育原理・教育原理・社会的養護」合格


平成30年・・・

「保育実習理論・保育実習実技」合格


上記のような形でも、保育士試験合格!となるのです。もちろん1年間ですべての科目を受験して、合格することも可能です。


合格科目の免除(2013年以降の免除科目)について詳しくは、

保育士試験の特別科目免除


受験申請時に一部科目合格通知書のコピーなどの必要書類を提出し、免除申請を行わなければ、例え合格科目があった場合でも免許されませんので注意しましょう。


 保育士試験の問題・試験時間・合格点



保育士試験は1年間ですべての科目を合格しなければならないわけではありませんので、すべての科目の合計点ではなく、1つ1つの科目ごとに合格点(合格ライン)が定められています。


具体的に筆記試験の問題は、「次の語群から正解を選択」するマークシート方式となっており、「各科目6割以上」の得点を、実技試験は「選択した2分野がともに6割超」マークすれば合格となっています。


また実技試験は、筆記試験合格者のみ受験できるようになっています。


試験時間
科目 試験時間 問題数
保育原理 60分 選択式20問
教育原理 30分 選択式10問
社会的養護 30分
児童家庭福祉 60分 選択式20問
社会福祉 60分
保育の心理学 60分
子どもの保健 60分
子どもの食と栄養 60分
保育実習理論 60分


 保育士試験の合格率



保育士資格試験の全科目の合格率は、「例年10~20%」ほどとなっています。


ただ、合格した科目はその年を含めて3年間有効となっていますので、3年間トータルで見れば、もう少し合格率が高くなることが予想され、とても難関な国家資格ともいえないかもしれませんね。


 保育士試験で保育士資格を取得したい方



・すでに社会人で保育士養成学校(大学・短大・専門学校)に通うことが難しい。


・経済的、時間的理由などによって、保育士養成学校に通うことが難しい。


・保育士養成学校に通っているが、卒業する前に保育士の資格を取得したい。


・保育士養成学校に通っているが、卒業できるか分からないので試験で合格したい。


 保育士試験、関連情報



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