保育士不足の原因は給料が低いから
保育士を目指している方が多い一方、全国多くの地域では保育士不足状況は年々悪化し、2017年度末には日本全国で約7.4万人(東京だけで約2.2万人)も保育士が不足する予想となっています(厚生労働省調べ)。
また2013年4月の段階で全国の待機児童は22,741人(0-2歳までが約80%)、ただ潜在的な待機児童数は約85万人とも言われており、待機児童解消のためにも保育士確保は欠かせませんが、保育士資格を取得しているにもかかわらず保育士の資格が必要な仕事に就かない方が非常に増えているため、保育士不足状況が改善されないようです。
では保育士不足の原因はなんでしょうか?実は保育士不足の最も大きな原因が『保育士の給料が低い』事だと言われています。
2013年5月に全国のハローワークなどで調査を行ったところ、
◎賃金が希望と合わない(給料が安い)
◎就業時間が希望と合わない(就業時間が長い)
◎責任が重い(事故への不安)
◎休暇が少ない(休暇が取りにくい)
上記などの理由で保育士有資格者が保育士として働くことを諦めている場合が多いようです。
実際、保育士の平均賃金は約21万4千円となっており、この賃金は全職種の平均を10万円以上下回っています。2013年4月からは保育士の処遇を改善するため、保育士(約8千円)、主任保育士(約1万円)の補助金制度を設けましたが、まだまだ賃金格差は大きいようです。
[2013年11月・NHKニュースなどより一部引用]
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